2022年06月25日 社長ブログ日々勉強・・・

40歳を過ぎたら、習おうと決めていた茶道のお稽古。

気が付けば、7年目になっていた。

 

とはいっても、月に1度だけで、

コロナ禍は2年間ほとんどお休みだったので、今年はまだ2回だけ(笑)。

 

さて、お稽古に行かせて頂くと、学ぶことが本当に多く、毎回怒られ(笑)、

日常、いかに自身が雑で、心が乱れていることに気づかされます。

この7年間、多くのこと学びました。

 

目の前にあるモノが存在する理由、起きているコトの理由、

全ては600年以上の歴史から連なっていたこと。

自身の行動管理。時間管理、計画、自分の一つ一つの所作。

指先までの状態管理の意識がいっているか。見られている意識の欠如。

日常の有難み、ひとつひとつの事柄への感謝。

周りの方々に対して自分の対応。関係者への関わり。

 

先生のお弟子さんに、何度も教えて頂いている言葉があります。

『一座建立』

たった一服のお茶のために、先生は様々な趣向、工夫を凝らして、

茶室をしつらえ、道具を組合わせ、心を尽くした状態を設けられます。

その『おもてなし』に私たちがどう感じ、どう捉え、どうお返しするか。

全員で、その状態を作る場なのです」と。

8畳の間に、あらゆることが詰まっている。

 

一番の思い出に残っていることは、

床の間に飾られた茶花の準備での裏話。

お弟子さんから、

「先生は、何十種類ものお花を365日お庭で手入れされている。

それは、あなた方が来る日がいつであろうと咲き頃が見れるためにです。

また、お稽古の日が近づくと、一番見ごろな開花状態になるように、

霧吹きで調整されているんです」と。

 

普段は厳しいお顔で我々を叱咤されますが、

見えないところに、幾所にもおもてなしが詰め込まれているだけに、

ただただ、反省の意しかありません。

 

たった一度のわずかな出会いの場のためだけに、

あらゆる準備を行い、客を迎え、共に最高の場を心で共有する。

その出会いを、その瞬間を、互いに尊重し合う時間を、

600年以上前から大切にしてきた日本人。

そして、自分も日本人。

 

成果がすぐに問われ、刹那的に感じる時代ではありますが、

我々日本人の心の奥にある『おもてなし』の文化を、

40歳を過ぎて極みレベルで実践されている方々に毎月出会える機会があり、

有り難い人生です。

 

我々さくらも、常全員が『おもてなし』、

このような気持ちでお客様を迎えれる企業を目指したいと思います。

 

 

この日は、長野県諏訪大社の塩羊羹を頂きました。

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