仕事の誇り(1)
「小学生の将来なりたい職業」といったものが毎年発表されます。
数年前に、YouTuberがランクインされ、当時はとても驚きましたが、
その後ユーチューバーは仕事として本当に成り立ち、
憧れの職業となりました。
さて、私たちのお仕事、リフォーム業はどうでしょうか。
実は、劇的ビフォーアフターなどの番組が話題になってからは、
設計に携わる「建築士」といった職は毎年5位~9位に入りとても人気ですが、
その他にも重要なお仕事、プランナー、リフォーム営業、
施工管理技士、大工さん、電気工事やさん等々は、
残念ながらランキングに入っていません。
「人」がいないと家は建ちません。
組み立てるだけのAIがこの業界を支えてくれるのでしょうか。

話は変わりますが、
先日私が所属するリフォーム団体「JACKグループ」といった全国規模の団体の
全国大会で、リフォーム作品のコンテストがありました。
コンテストの最終、グランプリを受賞した作品が、
「3世代にわたり、笑顔が集う家族のリフォーム」でした。

昨今、建築的にかっこいい、おしゃれといったものが受賞するのでなく、
リノベーション工事前にしっかりと打ち合せを行いながら、
施主様のご意向、また担当者のアイデアが盛り込まれ、
「お施主様の顔」が見えるリノベーション作品が受賞になりました。
受賞した担当者さんは、
1000万円以上のリノベーションの担当は初めてとのこと。
それでも途中のやりとりはもちろん、
完成後に撮影したお写真も3世代全員が笑顔で、
「この古家をリノベーションできてよかったと」誰もが感じ取れる写真でした。
他社のスタッフさんでしたが、
「ご家族にみなさまに喜んでもらいたい」といったお仕事におけるプロ魂。
私たちも理念に掲げている原点「家族の絆を深める会社」として、
改めて大切なことを気づかせて頂きました。
このようなコンテストはあくまでお客様に関係なのないコンテストですが、
このような活動を繰り替えすことで、
業界として働く人々の意識の底上げ、お仕事への「憧れ」になり、
設計士だけでなくリフォームのプランナーといった仕事も、
これから人気がでてくるのではと思います。
最後に前理事として、
「このような活動が、子供たちの憧れとなり、
子供たちがなりたい職業NO.1になれるように!」と、
閉会の挨拶もさせて頂き、有意義な時間になりました。



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