2024年01月14日 スタッフブログ

「住宅省エネ2024キャンペーン」はじまります!

昨年、さくらのお客様にもたくさんご活用いただいた「住宅省エネ2023キャンペーン」。
政府主導の住宅の省エネルギー化を推進するための補助金で、「① こどもエコすまい支援事業」「② 先進的窓リノベ事業」「③ 給湯省エネ事業」3つの事業の総称でした。

 

この3つに新たに「④既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業」が加わった令和5年度補正予算案が閣議決定され、2024年度も「住宅省エネ2024キャンペーン」として引き続き実施されていくことになりました!

 

リフォームをお考え中の方に、是非知っていただきたい「住宅省エネ2024キャンペーン」について、紹介させていただきます。
詳細や最新情報は、「住宅省エネ2024キャンペーン」公式サイトと併せてご確認くださいね。

 

 

子育てエコホーム支援事業
どうして政府が住宅リフォームに補助金を?

そもそも、どうして政府が「住宅リフォーム」に補助金を出しているのでしょうか。
そこを理解すれば、ご検討中のリフォームが補助対象かどうか理解していただきやすいと思いますので少し背景を。

 

日本政府は温暖化など世界規模の気候危機を回避するため、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする=「カーボン(炭素)ニュートラル(中立)」、脱炭素社会を目指すことを宣言しました。

 

にも関わらず、私たちの日常生活において世帯当たりに使用するエネルギーはこの半世紀の間に約1.8倍に増加。
一方で、現行の省エネ基準を満たす住宅は、僅か1割程度に留まっているそうです。
※国土交通省調べ(令和元年)

 

家庭で消費されるエネルギーの多くは「冷暖房」と「給湯」。
そこで、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化など家庭部門の省エネを強力に推進するため始まったのが「住宅省エネ2023キャンペーン」でした。各家庭の消費エネルギーを削減できれば、脱炭素社会の実現に大きく貢献することができるのです。

 

 

「住宅省エネ2024キャンペーン」、4つの事業

「住宅省エネ2024キャンペーン」は、以下の4つの事業の総称です。

①子育てエコホーム支援事業       (国土交通省・こどもエコすまい支援事業の後継事業) ②先進的窓リノベ2024事業       (環境省・先進的窓リノベ事業の後継事業) ③給湯省エネ2024事業       (経済産業省・給湯省エネ事業の後継事業) ④賃貸集合給湯省エネ2024事業       (経済産業省)

 

①子育てエコホーム支援事業

エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業です。
(国土交通省・子育てエコホーム支援事業事務局HPより)

 

リフォームの場合

<対象工事>

①開口部の断熱改修、②外壁、屋根・天井または床の改修、③エコ住宅設備の設置といった住宅の高い省エネ化を図るリフォーム工事が補助金の対象となります。①~③のいずれかの工事を含んだ上で、④子育て対応改修 、⑤防災性向上改修、⑥バリアフリー改修、⑦エアコンの設置、⑧リフォーム瑕疵保険等への加入も工事内容に応じた額が補助となります。

①開口部の断熱改修 ガラス交換、内窓設置、ドア交換など "②外壁、屋根・天井 または床の改修" 一定の使用量以上の断熱材を使用する断熱改修 ③エコ住宅設備の設置 太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池

④子育て対応改修 ⑤防災性向上改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦エアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

 

<補助額>

●子育て・若者夫婦世帯なら最大30万円/戸、長期優良リフォームならさらに増額で最大45万円/戸!
子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合は最大60万円/戸の補助を受けることができます。

●その他の世帯では最大20万円/戸、長期優良リフォームなら最大30万円/戸!

子育て世帯または   若者夫婦世帯 その他の世帯    (法人、管理組合含む)
※国交省資料を元に作成。売買契約額が100万円(税込)以上、11/2以降に売買契約を締結したものに限る。情報は11/30時点のもの

 

 

注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入の場合

<補助額>

●子育て・若者夫婦世帯に最大100万円(長期優良住宅の場合)!
ZEH住宅※なら80万円。
※ZEH住宅…net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。(資源エネルギー省HPより)

詳細、最新の情報は、「子育てエコホーム支援事業」公式ホームページでご確認ください。

② 先進的窓リノベ2024事業

給湯省エネ 2024事業 断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させることを目的とする事業です。
(環境省・先進的窓リノベ2024事業事務局HPより)

 

<対象工事・補助額>

高性能な断熱窓への改修工事が対象です。工事内容に応じて定額が補助されます。

先進的窓リノベ2024対象工事一覧

※1住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具をドアとし、​それ以外のものを窓とします。
※2他の窓の工事と一緒に申請する場合のみ、本事業の補助対象になります。

 

詳細、最新の情報は、「先進的窓リノベ2024事業」公式ホームページでご確認ください。

 

③給湯省エネ2024事業

給湯省エネ2024事業

家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。
(資源エネルギー省・給湯省エネ2024事業事務局より)

 

<対象工事・補助額>

①ヒートポンプ給湯器(エコキュート)、②ハイブリッド給湯器、③家庭用燃料電池(エネファーム)を導入工事に対して補助があります。補助額は機能や性能によって変わります。①~③の導入と併せて、④蓄熱暖房機、⑤電気温水器の撤去工事を行う場合にも追加で補助があります。

給湯省エネ2024事業対象一覧表

 

詳細、最新の情報は、「給湯省エネ2024事業」公式ホームページでご確認ください。

 

④賃貸集合給湯省エネ2024事業

賃貸集合給湯省エネ2024事業ロゴ

家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、特に賃貸集合住宅に対する小型の省エネ型給湯器の導入支援を行うことにより、その普及拡大を図り、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。2024年に新たに加わった事業です。
(資源エネルギー庁・賃貸集合給湯省エネ2024事業事務局HPより)

 

<対象工事・補助額>

既存賃貸集合住宅で、従来型給湯器から補助対象である小型の省エネ型給湯器(エコジョーズ/エコフィール)に取替をする工事を行った場合に補助があります。(リース利用を含む)

賃貸集合給湯省エネ2024事業

 

詳細、最新の情報は、「賃貸集合給湯省エネ2024事業」公式ホームページでご確認ください。

対象者

 

◆令和5年11月2日以降に「リフォーム工事」に着手し、申請した方

 

 

受付期間

 

◆令和6年3月中下旬~予算上限に達するまで(遅くとも令和6年12月31日まで)

 

さくらにご依頼いただきましたら、申請はさくらが行います。
お早めの申請をおすすめします!

 

□古い家で、せっかくエアコンをつけても効きが悪い!
□アルミサッシ窓の冷気や結露にずっと悩まされている!
□冬のお風呂での寒暖差によるヒートショックが心配!
□水道・光熱費の高騰で家計が圧迫!
□新しく家を建てるなら、エコで災害にも強い設備を導入したい!

 

お家やお部屋の省エネ化リフォームで、解決できたり快適にできることがたくさんあります。
長年お抱えのお家の問題、なんとな~く感じているお家や暮らしの困ったなど是非さくらにじっくりゆっくりお聞かせください。

 

「住宅省エネ2024キャンペーン」の活用だけでなく、各種市区町村などの補助金や住宅ローンの切り替えなど、各分野のプロフェッショナルがさまざまな要素を盛り込んでお客様にあった提案をさせていただきます。

 

 

 

 

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