マンションの防音対策!万協フロアの支持脚で床下下地工事
~寝屋川市A様邸 マンションリノベーション工事事例⑤~
こんにちは!施工管理の上田です。
今回は、マンションリノベーションにおける重要な工程の一つ、床下下地工事についてご紹介します。
特にマンションの場合、階下への音の問題は避けて通れませんよね。
そこで今回は、防音性能を高めるために採用した「万協フロアの支持脚」を使った床下下地工事の様子をお届けします!
◆マンションリノベーションの救世主!「万協フロアの支持脚」とは?◆
皆さんは「万協フロアの支持脚」をご存知でしょうか?
これは、コンクリートスラブの上に直接床材を貼るのではなく、支持脚という部材を使って床を「浮かせた状態」にするためのシステムです。
ちょうど写真のように、一本一本の支持脚が床を支えています。
💡この支持脚を使用することで、以下のようなメリットがあります。💡
・ 優れた遮音性能の確保: 支持脚と床材の間に空間ができることで、音の伝達を遮断し、階下への音漏れを大幅に軽減します。
特に、マンションで定められている遮音等級「LL40」などの厳しい基準をクリアするために非常に有効です。
・配線・配管スペースの確保: 床下に空間ができるため、電気配線や給排水管などを自由に這わせることができます。
将来的なメンテナンスや間取り変更の際にも柔軟に対応できます。
・床の水平出し: 既存のコンクリートスラブが多少不陸(平らでないこと)があっても、支持脚の高さ調整機能によって、ミリ単位で正確に床の水平を出すことができます。
◆厳しいマンション規定「LL40」をクリア!◆
今回のリノベーションでは、マンションの管理規約で定められている遮音等級「LL40」のクリアが必須でした。
「LL40」とは、軽量床衝撃音(スプーンを落とした音やスリッパの足音など)に対する遮音性能を示す等級で、数字が小さいほど遮音性能が高いことを表します。
この基準をクリアするためには、床材だけでなく、床下地全体の構造が非常に重要になってきます。
万協フロアの支持脚は、その優れた遮音性能により、この厳しい「LL40」基準をクリアするのに大きく貢献してくれます。
実際に、支持脚と組み合わせる床材の選定も重要ですが、この下地があるからこそ、安心して暮らせる防音性能の高い床を実現できるんです。
◆工事の様子をちょっとだけご紹介!◆
写真をご覧ください。このように、コンクリートスラブの上に万協フロアの支持脚が等間隔に配置され、その上に床下地となる合板が貼られていきます。
一つ一つの支持脚がしっかりと床を支え、適切な高さに調整されているのが分かりますね。
この上にさらに床材が貼られることで、遮音性能に優れた頑丈な床が完成します。
今回の床下地工事は、マンションリノベーションにおいて非常に重要な工程であり、万協フロアの支持脚の採用は、防音性能と快適性を両立させるための最適な選択でした。
次回のブログでは、この上にどんな床材が貼られたのか、完成後の様子などもご紹介できればと思います。お楽しみに!
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