大阪府枚方市・交野市のリフォームなら さくらリフォーム > お知らせ > さくらリフォームの外壁塗装【塗装工程編】 美しく長持ちさせるために、“塗り方”と“選び方”にこだわる理由。

2025年09月29日 お知らせ

 

外壁塗装塗装工程編

 

外壁塗装を、より美しく・より長持ちさせるために――“塗り方”と“選び方”にこだわる理由。

前回の記事では、外壁塗装の“塗る前”の準備――足場の設置から、高圧洗浄、下地修繕、そして再調査の大切さについてご紹介しました。

丁寧な下準備が整ったら、いよいよ本格的な「塗る工程」がはじまります。
今回の【塗装工程編】では、さくらリフォームが大切にしている“3回塗り”の考え方や、塗料の選び方、工法の違いなど、塗装の品質を左右するポイントについて、わかりやすくご紹介します。

「塗るだけ」と思われがちな外壁塗装――でも実は、そこにたくさんの“見えない工夫”があるのです。

 

塗料の選び方と素材別下塗り剤

外壁塗装において“下塗り剤”の選定は、仕上がりの美しさと長期的な耐久性に大きく影響する重要なポイントです。
実は、外壁の素材ごとに適した下塗り材が異なり、正しく選ばないと塗料がうまく密着せず、剥がれや浮きといった不具合の原因になります。

 

さくらリフォームでは、以下のように素材に応じた下塗り剤を使用しています。

(丸山さん、後藤さん、アプローチブックでは屋根塗料も一緒に表になっていたので、屋根の分は省きました。他に、ここに盛り込める情報ありますでしょうか?)

外壁の種類 さくらおすすめ下塗り剤
サイディング_見本 サイディング 水性ミラクシーラーエコ ミラクシーラーエコ
モルタル_見本 モルタル 水性ソフトサーフ SG 水性ソフトサーフSG
金属_見本 金属 エポキシ系錆止め ザウルス エキポシ系錆止めザウルス

 

たとえば金属外壁に水性下塗り材を使ってしまった場合、密着性が不足し、数年以内に塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまうことがあります。また、素材によっては表面が滑らかすぎて塗料が乗らなかったり、逆に吸い込みが激しすぎて仕上がりムラが出てしまったりすることも。

実際に、下塗り材を間違えたことで、施工からわずか数年で塗膜が“べろべろ”とめくれてしまったというトラブル事例もあります。見た目はきれいでも、下地との密着が不十分だった場合、耐久性はまったく期待できません。

外壁塗装めくれ
一部がはがれてしまった外壁

 

近年では、耐久性に優れた新しい壁材も多く出回っていますが、それに対応するためには“密着できる下塗り材を選べる知識”と“現場での正確な判断”が求められます。

 

だからこそ、さくらでは施工前に必ず現地調査を行い、壁の素材や劣化状態をしっかり見極めたうえで、最適な下塗り材を選定しています。目に見えない部分の品質にも、一切の妥協はありません。

 

塗装は「3回塗り」が基本です

外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの「3回塗り」が基本です。
この3工程には、それぞれ明確な役割があります。

下塗り:古い外壁と塗料をしっかり密着させる“接着剤”のような役割です
3回塗装下塗り

 

中塗り:塗膜の厚みと強さを確保するための中間層になります
3回塗装中塗り

 

上塗り:仕上がりの色やツヤ、美観を決める表面層になります
3回塗装上塗り

 

特に見落とされがちなのが、「下塗り」の大切さです。
この下塗りがしっかりしていないと、どんなに高性能な塗料を塗っても、めくれたり剥がれたりしてしまう恐れがあります。

見えないからこそ、丁寧に。
下塗りからしっかり行うことが、長持ちする塗装につながるのです。

 

吹き付け?ローラー?違いは「耐久性」に表れます

外壁塗装には「吹き付け工法」と「ローラー工法」という2つの主な塗り方があります。
それぞれに特徴があり、選ぶ工法によって仕上がりの品質や耐久性に大きな差が生まれます。

吹き付け工法

スプレーガンを使って塗料を霧状に吹きつける方法です。作業スピードが速く、広範囲を短時間で塗装できるのがメリットですが、その反面、塗料を薄めて使うため塗膜が薄くなりやすく、耐久性に劣る場合があります。また風の影響を受けやすく、飛散による汚れや周辺への配慮も必要です。

さくらの吹き付け工法

ローラー工法

職人がローラーを使って、塗料を壁面にしっかりと押し当てながら塗る方法です。手間と時間はかかりますが、塗料の濃度を保ったまま厚みのある塗膜を形成できるため、耐久性が高く、美しい仕上がりが長く続くのが特長です。

さくらのローラー工法

 

【吹き付け工法 vs ローラー工法の比較】

塗布量 塗膜厚
耐久年数
作業効率 作業速度 コスト
吹き付け工法

× × ×
ローラー工法 × × ×

 

さくらリフォームでは、あえて手間と時間のかかる「手塗りローラー手塗り3回塗り」をすべての現場で採用しています。
それは、「今きれいに見えるだけでなく、10年先まで安心して住んでいただけるように」という思いから。お客様の大切なお住まいを長く守るために、目には見えにくい“塗り方”にも徹底してこだわっています。

 

さくらおすすめの塗り方 手塗りローラー3回塗り工法

外壁塗装の品質を左右する大切なポイントのひとつは、先ほど述べましたように「下塗り」です。
この工程は、上塗りをしてしまえば外からは見えなくなってしまうため、あまり重視されないこともあります。実際、業界内では“手を抜きやすい工程”とされ、高額な塗装工事であっても安価な一般用シーラーで済ませる業者も存在します。

さくらリフォームでは、そうした見えない部分こそが工事の本質だと考えます。

下塗りが終わると、いよいよ上塗り!ここで初めて、お客様が選んだ下さった色の塗料を塗ります。

 

さくら外壁塗装施工中

ほとんどの上塗り剤はメーカーによって塗り回数が決められています。その多くが2回塗りで、下塗りと合わせて「3回塗り」が標準仕様となります。

原液に近い濃度の塗料をたっぷりとローラーに含ませ、しっかりと厚みを出しながら塗装していきます。
この“手塗りローラー3回塗り工法”により、塗膜の厚みが確保され、期待通りの耐久性を発揮できるのです。

「ただ塗る」ではなく、「どう塗るか」。
さくらのこだわりが詰まった工法です。

塗り残しを防ぐ“色分け塗装”の工夫

塗装工事のトラブルで意外と多いのが「塗り残し」。
中塗りと上塗りが同じ色だと、どれだけ腕のいい職人さんでも塗った場所がわかりづらくなり、わずかな塗り残しが出てしまうことがあります。同じ色だど、どこまで塗ったのか区別がつきにくいからです。

このようなことを防ぐため、さくらリフォームでは、中塗りと上塗りの色をあえて変える「色分け塗装」を採用しています。

さくらの3回塗りベージュの場合
この工夫により、職人自身が確認しながら確実に3回塗りを実施できるのはもちろん、お客様にも「ちゃんと塗ってくれている」という安心感を持っていただけます。

 

行程チェックの写真

 

仕上がりが同じに見えても、数年後に差が出るのがこの一手間。
さくらは、工程一つひとつにこだわりを持って施工しています。

 

「たくさん塗れば安心」ではない!?適正塗布が大切です

「3回塗りなら、4回・5回と重ねた方がもっと丈夫なのでは?」
そんなふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、塗料には「防水性」だけでなく「透湿性(湿気を逃がす性質)」も求められます。
塗り重ねすぎると、内部にこもった湿気が抜けずにカビや膨れの原因になってしまうことも。

だからこそ、塗布量も「多ければ多いほど良い」わけではなく、適正量を守ることが大切なのです。
さくらでは、メーカーの規定通りの塗布量・乾燥時間を厳守しています。

 

主役の外壁だけじゃない!見えにくい場所にも、丁寧なひと手間を

外壁や屋根といった“主役”だけでなく、見落とされがちな細部にも丁寧に手をかけるのが、さくらリフォームのこだわりです

たとえば、

【板金部分・庇(ひさし)】

他社ではこのようなケースも… 錆止めをして油性塗料の一回塗りで済ませたり、釘の浮きを見逃したまま仕上げてしまうこともあります。

さくらでは… 釘の浮きを打ち直し、コーキングで補強。ケレン作業で錆を落としたうえで、錆止め+上塗りを丁寧に重ねます。板金部分ひさし

 

【シャッターボックス】

他社ではこのようなケースも… シャッターの巻き込み部分まで塗装してしまい、すぐに剥がれてしまう例も見られます。

さくらでは… シャッター本体には塗装せず、巻き込み部を避けてボックス部分のみをケレン→錆止め→上塗りでしっかり仕上げます。シャッターボックス

 

【塗れない部分(アルミ・ステンレス)】

他社ではこのようなケースも… 見た目だけで塗装を進めてしまい、早期に剥がれてしまうことも。

さくらでは… 素材を磁石で見極め、塗装に不向きな部材は塗らずに適切に対応します。
塗れない部分

 

【木部・樋】

他社ではこのようなケースも… 吸い込みの激しい木部に1回塗りだけ、という簡易的な処理もあります。

さくらでは… 木部は必ず2回塗りを基本とし、専用塗料を使用して耐久性を高めます。
樋木部

 

これらの部位は、お客様からは見えにくく、また足場がないと点検・補修が難しい場所が多く含まれています。だからこそ、塗装のタイミングでしっかり点検・補修を行っておくことがとても重要です。将来「ここだけ直したい」というときに、また足場を組まなければならないというような無駄な出費も防ぐことができます。

ドラマなどでも、名脇役がいてこそ主役が輝くように、お家の外観も“主役”である外壁や屋根だけでは成り立ちません。庇(ひさし)やシャッターボックス、板金部、木部、樋(とい)など、見落とされがちな細かな部分こそが、建物全体の美しさと機能性を支える大切な存在です。

さくらはそんな丁寧な工事を、見えないところまで責任を持って行っています。

 

色選びで後悔しないために

外壁塗装の色決めは、お住まいの印象を大きく左右する重要な工程です。完成後に「思っていたのと違った…」とならないためにも、さくらリフォームでは色選びにも細やかなサポートをご用意しています。

 

実際の塗料を使ったカラーサンプルで質感・ツヤ感も

まず、さくらでは約30種類のカラーサンプルを基本色としてご用意しています。これらはすべて実際に使う塗料を使って仕上げた本物のサンプルなので、仕上がりの色や質感、ツヤ感をリアルに確認することができます。

カラーサンプル

 

自宅写真とカラーシートを重ねて、よりリアルな仕上がりイメージを!

さらに、さくらではご自宅の写真に透明なカラーシートを重ねて、実際の仕上がりイメージを再現する“カラーシミュレーション”をご提供しています。この透明シートと、お好きなカラーサンプルと重ねることで、外壁だけでなく屋根・サッシとのバランスまで視覚的に確認できます。

 

▼ご自宅の外壁を透明にしたサンプルシート▼
さくらの透明シート
(外壁が透明なので、背景にスタッフの手が映っているのが確認できます)

 

▼透明シートとカラーサンプルを合わせて確認▼
お家とカラーシート
(イメージが実感しやすいですね^^)

 

この透明シートは、さくらリフォームで外壁塗装をご契約者くださったお客様に、ご自宅の写真をもとに無料で作成しております。(約1週間ほどお時間をいただきます)

色選びに迷われた際には、経験豊富なスタッフが立地や建物の形、周囲との調和も考慮しながらアドバイスいたします。

色は単なる見た目ではなく、住まいの印象や街並みとの調和にも関わる大切な要素。
さくらでは、安心・納得のいく色選びができるよう、最後までしっかりサポートいたします。

 

外壁塗装にこにこ

 

仕上がりの美しさはもちろん、その“中身”にこそこだわるのが、さくらの外壁塗装。
見えにくい部分へのひと手間や、素材・塗り方・色選びへの細やかな配慮――その積み重ねが、お住まいをより長く、美しく守ります。

そして次回は、いよいよ【塗った後も安心!さくらのサポート体制】について。
工事が終わってからも続く安心の仕組みや、外壁塗装の枠を超えたお手伝いなど、さくらならではの“その先”をご紹介していきます。

「保証ってどうなっているの?」「工事後の対応は?」そんなご不安や疑問にもお応えできる内容です。
どうぞ、続きも楽しみにご覧ください。

 

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