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2025年06月20日 お知らせ

 

外壁塗装知っておきたいこと

 

外壁塗装を、より美しく・より長持ちさせるために―― 知っておきたい“塗る前”の大切なこと

外壁塗装というと、「どんな色にしよう?」「どんな塗料がいいのかな?」と、塗る工程に目が向きがちですが――
実は、“塗る前の準備”こそが、美しい仕上がりと塗料の持ちを大きく左右する、とても大切な工程です。

そこで今回の記事では、【外壁塗装・準備編】として、足場の設置から始まり、高圧洗浄・下地修繕・再調査といった「塗る前のプロセス」にスポットを当てました。

 

見えないところにこそ、ていねいさを。

さくらリフォームが大切にしている、ひと手間ひと手間の意味を、わかりやすくお伝えします。
交野市、枚方市近郊、またその他の地域で外壁塗装をご検討される方のご参考になれば幸いです。

外壁の色あせやヒビ…おうちの外まわり、ちょっと気になり始めた方へ

住まいの外壁や屋根は、風雨や紫外線、気温差など、毎日さまざまな自然環境の影響を受けながら、お家を守ってくれている大切な存在です。

年月とともに、外壁は少しずつ劣化していきます。色あせやヒビといった見た目の変化だけでなく、放っておくと雨漏りや断熱性の低下など、住まいの機能面にも影響が出てくることがあります。「まだ大丈夫かな?」と思っていても、実は目に見えないところで劣化が進んでいるケースも少なくありません。

梅雨入り前の今こそ、外壁や屋根の状態をチェックする絶好のタイミングです。
これから雨の多い季節を迎えるにあたって、ヒビ割れやシーリングの劣化があると、雨水の侵入によって建物内部に影響が出てしまう可能性もあります。

点検や見積もりのご相談だけでも、梅雨の本格化前に進めておくことで、必要な工事の段取りもスムーズに整えやすくなります。
気になる症状がある方は、どうぞお早めにご相談ください。

外壁塗装は、見た目を整えるだけでなく、お住まいの健康を守り、これからの季節をより快適に過ごすための準備にもなります。

「そろそろかな?」「なんとなく気になってきたかも」——
そんなふうに感じたときこそ、実はちょうどいいタイミングなのかもしれません。

まずは点検やご相談だけでも、もちろん大歓迎です。
どうぞお気軽に、さくらリフォームまでお声がけください。

 

まずは「外壁の個性」を見極めるところから

まずは外壁の個性を見極める
外壁見本の画像はニチハ株式会社HP、アイジー工業株式会社HPよりお借りしています。

ご自宅の「外壁の素材」、ご存知ですか?
外壁塗装を考えるとき、実はとても大切なのが、「ご自宅の外壁や屋根が、どんな素材でできているか」を知っておくことです。
というのも、外壁の種類によって、塗料の選び方や塗装の方法、メンテナンスのタイミングが大きく変わってくるからです。

日本の外壁で人気の素材、サイディング

日本の多くの戸建住宅で使われているのが「サイディング」と呼ばれる外壁材。
中でも多く採用されているのが、次の2つです。

1. 金属サイディング
ガルバリウム鋼板などの金属素材を使用した外壁材で、軽量かつ耐久性が高く、断熱性や防火性にも優れています。
シンプルでモダンなデザインに仕上げられるため、近年とくに人気ですが、表面のサビや色あせが起きやすいため、塗装の際にはサビ止め塗料などの下塗り処理が不可欠です。
また、金属の種類や加工の状態によっては塗装が難しい素材もあるため、素材に応じた正確な判断が必要です。

 

金属サイディングの例

アイジー工業株式会社 シンプルモダンシリーズ SP-ガルスパン(写真はメーカーサイトより)

IGkogyoFIマイルドブラウン
アイジー工業株式会社 ナチュラルシリーズ NFI-フィネストーンⅡ(写真はメーカーサイトより)

 

 

2. 窯業(ようぎょう)サイディング
セメントと繊維を主成分とした外壁材で、表面にレンガ調・タイル調などの意匠が施されているのが特長です。
デザイン性が高く、日本の住宅で最も多く使われているサイディングの一つですが、吸水性があり、熱にも弱いため、「反り」や「ひび割れ」が発生しやすいというデメリットも。そのため、防水性を保つには、定期的な塗装に加えて、シーリング(目地)部分の補修がとても重要です。

 

窯業系サイディングの例
nichihaモエン
ニチハ株式会社 モエンサイディングS18  リキッドシェイプ(写真はメーカーサイトより)

 

ニチハセレナスMGハニー
ニチハ株式会社 モエンエクセラード16   Fu-ge60 レントスクラッチ(写真はメーカーサイトより)

 

サイディングの劣化は塗装では修復できません

外壁の素材そのものが劣化してしまった場合、塗装では修復できず、「張り替え」が必要になることがあります。

たとえばサイディング材が反っていたり、欠けていたりすると、劣化部分だけを取り除いて張りなおすことになりますが、既存の外壁材と新しい外壁材では、どうしても色や模様が合わず、見た目に差が出る場合も。

 

【サイディングの交換工事】

①サイディングそのものが劣化してしまった外壁です
サイディング劣化

②劣化部分を丁寧に取り除きます

③年月を経たサイディングと新しいサイディングでは見た目が揃いません

 

このように、外壁の劣化が進む前の点検・メンテナンスが大切になります。
早めにチェックを行うことで、必要な対処を最小限に抑えることができ、見た目の美しさも長く保てます。

 

実は…塗装できない外壁材もある?!

すべての外壁が塗装できるわけではない、ということをご存知でしょうか?

たとえば…

  • 一部の金属サイディング
  • 特殊タイル材
  • 高機能断熱パネル など

これらの素材は、塗料がうまく密着しないことがあるため、塗装ではなく「張り替え」や別の工法が必要になる場合もあります。
また、表面だけでなく下地が劣化していると、どんなに良い塗料を使っても長持ちしないということも。

 

わが家の“個性”を見極めた、ぴったりの塗装をどのような外壁材でも、その素材に合った方法でメンテナンスすることで、美しさと性能を長く保つことができます。

「うちはまだ大丈夫かな?」
「うちの外壁って、何の素材なんだろう…?」

そんな方も、どうぞご安心ください。

さくらリフォームでは、お住まいの外壁や屋根の素材・状態をしっかり診断したうえで、「塗装が適しているのか?」「貼り替えが望ましいのか?」など、最適な方法をご提案いたします。

劣化のサイン、見逃していませんか?

外壁は一見きれいに見えても、じつは「劣化のサイン」が静かに進んでいることがあります。
次のような症状が見られる場合は、外壁塗装やメンテナンスを検討するタイミングかもしれません。

外壁の主な劣化の状態

シーリング(目地)の割れ

外壁のパネルとパネルの継ぎ目に充填されている「シーリング材」にひび割れや剥がれが見られる状態です。
シーリング割れ
※このシーリング割れについては、後ほど詳しくご説明します。

 

 色あせ・変色

紫外線や風雨によって塗膜が劣化し、全体的に色が薄くなる・ムラになるなどの現象が起こります。

外壁 色褪せ

 

チョーキング(白い粉がつく)

壁を手でこすったときに白い粉が手につく現象。塗膜が分解し、防水性が低下している証拠です。
色あせチョーキング

 

 

ヒビ割れ(クラック)

外壁の表面にできる細かい亀裂や大きなひびは、雨水の侵入や構造への影響につながる恐れも。
外壁ひび割れ

 

 カビ・コケの発生

北側や湿気がこもりやすい場所に、緑色や黒っぽい汚れが出ていたら要注意。防水性が落ちている証です。
外壁こけかび

 

どれか一つでも当てはまるようであれば、外壁塗装を検討する“合図”かもしれません。
この中でも特に見逃されがちなのが、「シーリングの劣化」です。実はこれが、家の防水性や耐久性を大きく左右する重要なポイントでもあります。

 

見落としがちな、住まいの弱点「シーリングの劣化」

外壁材のなかでも多くの住宅に使用されている「窯業系サイディング」などは、パネル状の板を張り合わせて施工されているため、その「つなぎ目(=目地)」には「シーリング材(コーキング)」が充填されています。

このシーリング材は、伸び縮みすることで地震や気温差による揺れ・動きに対応し、雨風の侵入を防ぐ大切な役割を果たしています。いわば、外壁の“つなぎ目のバリア”です。

ところがこの部分は、塗装よりも早く劣化が進行しやすいのが実情。紫外線や雨風、経年劣化により、硬くなってヒビ割れたり、剥がれたりしてしまいます。

シーリングが劣化するとどうなる?

一見小さなすき間に見えても、そこから雨水が入り込むと、外壁材の内部に水が染み込み、やがて断熱材の腐食や、構造部のカビ、シロアリ被害といった深刻なトラブルにつながることも。外壁の見た目以上に、家の“中”がダメージを受けてしまうのです。

また、塗装工事の際にこの目地の打ち替えや補修をせずに上から塗装をしてしまうと、せっかくの塗膜の耐久性も十分に発揮できません。

 

だから大切、シーリングの「打ち替え」

外壁塗装の際には、「塗料の種類」だけでなく、シーリングの劣化状態の確認と、必要に応じた『打ち替え』が非常に重要です。シーリングを新しいものに打ち替えることで、外壁全体の防水性能をしっかりと維持し、長持ちする塗装仕上がりへとつながります。

【シーリング打ち換え工事】
①既存シーリング撤去
①既存シーリング撤去

②養生テープ・プライマー
②養生テープ・プライマー

③シーリング打設
③シーリング打設

④なすり・テープ捲り後完成
④なすり・テープ捲り後完成

 

 

見逃しがちな落とし穴――ブリード現象にご注意!

外壁の補修や塗装を丁寧に行ったはずなのに、数年後にはひび割れが再び浮かび上がってきた…。
そんな現象が起きる原因のひとつが、「ブリード現象」です。

ブリード現象とは?

ブリード現象とは、シーリング材に含まれる「可塑剤(かそざい)」という成分が、塗料と反応して起こる現象です。
可塑剤はシーリングに柔軟性を持たせるために含まれている成分ですが、この成分が含まれたまま塗装をすると、短期間でシーリング部分が黒く変色したり、劣化が進んでしまったりすることがあります。

ブリード現象による汚染写真

 

大切なのは「材料選び」

このブリード現象は、使用する材料によって防ぐことが可能です。
たとえば、一般的なシリコン系のコーキング材は可塑剤を多く含んでおり、ブリード現象を引き起こしやすいため外壁塗装には不向きです。

そこで、さくらリフォームが推奨しているのが、「変性ノンブリードシリコン」を使用したシーリング工事です。
ブリードを防ぎ、長期的な美観と防水性を保つため、目に見えない材料選びにもこだわっています。

 

さくらのおすすめシーリング材

さくらおすすめシーリング材

施工後すぐには見えない違いも、数年後にしっかりと差が出てきます。
だからこそ、価格だけでなく、将来の耐久性まで考えた材料選びが大切です。
さくらではお客様の目に見えない部分にこそ、責任をもってご提案しています。

 

その他サイディングのトラブル

サイディングのそりが発見された場合は、ビス打ちを行うほか釘の浮き等も増し打ちをおこないます。

サイディングのそり

釘の浮き

 

 

安心・安全な工事のために ― 足場の設置

ーー丁寧な作業のための“土台づくり”から、工事は始まります

外壁塗装は高所での作業が中心となるため、まず最初に行うのが「足場の設置」です。

「足場」と聞くと、ただの作業用の台に思われがちかもしれませんが、実はとても大切な工程。職人が安全に、そしてしっかりとした施工を行うための土台であり、工事全体の品質にも関わる重要なポイントです。

さくらリフォームでは、この足場の組み立ても一切の妥協なく丁寧に。お隣との距離やお庭の植栽など、住まいのまわりの状況も考慮しながら、できるだけご負担のないよう配慮しています。

また、設置時にはご近所様へのごあいさつやご説明もスタッフがきちんと対応。安心して工事をお任せいただけるよう、工事のはじまりから心を込めて進めてまいります。

 

外壁塗装のはじまりは、「高圧洗浄」から

ーー美しい仕上がりの第一歩 、外壁の汚れをしっかり落とす

塗装工事というと「塗る作業」が注目されがちですが、実はその前段階の“下地づくり”が、仕上がりの美しさや塗料のもちに大きく関わってきます。そして、その最初のステップが「高圧洗浄」です。

さくらでは、まずはこの高圧洗浄を丁寧に行うことをとても大切にしています。
屋根や外壁に長年こびりついたホコリやカビ、コケ、古い塗膜などを、高圧の水でしっかりと洗い流し、塗料がしっかり密着できる“きれいな素地”を整えてから塗装に入ります。たとえば汚れた面にテープを貼ってもすぐ剥がれてしまうように、塗装も下地が整っていなければすぐに剥がれてしまう原因になってしまうのです。

外壁高圧洗浄

 

また、さくらでは塗装を行わない塀や門柱なども、ご希望に応じてこの機会に一緒に洗浄。見た目がぐんと明るくなり、お住まい全体が新しくなったような印象に。塗るだけではない“まるごとの美しさ”を引き出せるよう、心をこめて作業しています。

塀の高圧洗浄

 

もちろん、ご近所様への配慮も忘れません。洗浄時には、水しぶきが飛ばないようお車や植木などに養生カバーをかけ、必要な場合は事前にご挨拶にも伺います。

自動車カバー

庭木の保全

初めての塗装工事で不安な方にも安心していただけるように――。
見えない部分こそ丁寧に、仕上がりだけでなく過程にも責任を持つのが、さくらの外壁塗装です。

 

塗る前に、しっかり整える ― 下地修繕工事の大切さ

ーー劣化箇所をていねいに補修して、塗装が活きる「土台」を整える

外壁塗装と聞くと「色を塗ること」に目が向きがちですが、実はその前の工程――「下地修繕工事」こそが、塗装の美しさと長持ちに深く関わる大切なプロセスです。

たとえば、外壁にヒビ割れ(クラック)や剥がれ、シーリングの劣化があったまま塗装してしまうと、どれだけ良い塗料を使っても本来の性能を発揮できず、数年で塗膜が剥がれてしまう可能性も。そのため、塗装前には外壁の状態をしっかりと確認し、必要に応じてヒビの補修や旧塗膜の処理(ケレン作業)、シーリングの打ち替えなどの下地処理を行います。

【下地修繕工事】

①下地の刷り込み
①下地刷り込み
0.5mm以下の細いひび割れ(ヘアクラック)については、接着剤などが隙間に入っていかないので、液体の下塗り塗料をハケで刷り込んでヒビを埋めます。これを「刷り込み」と言います。

②変性ノンブリードシリコン注入
②シリコン注入
0.5mm~1mm程度のひび割れは、「変性ノンブリードシリコン」という材料を専用のコーキングガンでヒビに直接注入していきます。この際、ヒビが汚れていたり別の接着剤が付着していると接着しづらいため、取り除いたり、専用のプライマーという接着剤を下塗りします。

③Vカット
③Vカット
1mm以上、1.5mm程度の大きなクラックは、深い場所まで補修が必要なため、一度ひび周辺を切り取る「Vカット」という工法を施します。カットした所に、樹脂モルタルや変性ノンブリードシリコンなど、壁の劣化状況に応じて補修します。

④パターン復旧
④パターン復旧
ひび割れに対する下地処理が完了した後、そのまま塗装をすると色はきれいになりますが、傷跡がしっかりと残ってしまい痛々しい壁になります。そこでおすすめなのが、もとの外壁と同じような模様をつける「パターン復旧」。ローラーや吹付ガンを使って模様を再現します。※完全に同一には戻りません!

 

この下地処理こそが、「長く、美しく」塗装を保つための土台づくり。
見えない部分にも一切の妥協をせず、丁寧に仕上げていくのが、私たちさくらのこだわりです。

足場設置後の“再調査”

ーー足場が組めてはじめて見える場所まで、状態をしっかり確認します

外壁塗装の工程では、実際に足場を設置したあとに「再調査(再確認)」を行うことがあります。

なぜかというと、塗装前の事前点検では確認できなかった高所や細部の劣化・傷みが、足場を組んで近くから見ることでようやく判明するケースがあるからです。とくに以下のようなポイントは、地上からの目視では分かりづらく、足場設置後の調査で初めて気づくこともあります。

  • 2階や屋根付近の外壁のヒビや浮き
  • 軒裏(のきうら)のシミ・剥がれ
  • 雨樋のゆがみ・金具の劣化
  • シーリングの劣化状態
  • 破風板や鼻隠しの傷み  など

足場設置後再調査①

足場設置後再調査②

足場設置後再調査③

 

このような再調査により、見落としのない適切な補修や塗装のプランを立てることができ、結果的に仕上がりの精度も高まります。また、想定以上の劣化が見つかった場合には、その場でお客様にご説明し、必要に応じてご提案内容を見直すこともあります。

この「足場設置後の再調査」は、お家を長く守るためにとても大切な確認作業のひとつです。

安心・納得の塗装工事のために、さくらリフォームではこのプロセスも丁寧に行っています。

 

外壁塗装はさくらにお任せ

 

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住まいを長く美しく保つためには、「どんな素材か」「どんな状態か」を見極め、それに合ったメンテナンスを選ぶことが大切です。

今回の記事では、外壁塗装の“はじめの一歩”として、外壁素材の違いや見逃せない劣化のサイン、そして高圧洗浄や下地修繕といった“塗る前の大切な準備”についてお伝えしました。

そして次回は、いよいよ【塗装工程】について。 塗料の選び方や、さくらならではの丁寧な施工の流れなど、実際の工事の中で大切にしていることをご紹介していきます。

「どんなふうに工事が進んでいくの?」「色はどう選ぶのがいいの?」そんな疑問にもお応えできる内容です。 どうぞ、続きも楽しみにご覧ください。

 

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