2012年12月15日 家族のできごと

さくら通信3月号より

こんにちは。随分寒くなりました。
皆さん体調管理は大丈夫でしょうか。

さて、お気づきの方もいると思いますが、
前号のさくら通信から編集長が
私吉村から企画の高山に変わりました。

次号からは新しい企画も準備しておりますので、楽しみにして下さい。
ということで長く続いた『編集後記』も今回が最終回。
最後はご好評頂いていた「子供の成長話」です。

先日、長男「健太郎」と早朝ジョギングをしていた時、
会話の中で「将来の夢」の話になりました。

「ケン大きくなったら何になりたい?」
以前も質問したことがあるのですが、
あれから夢が変わったのかなと思い、聞き直してみました。

「ケン、パン屋さんか、ケーキ屋さん!」 

健太郎の幼稚園のお友達がパン屋さんで
(*以前ご紹介した「イロハ・ベーカリー」)、
よく通っていたこともあり、パンは昔からの大好物。

「なんで、パン屋になりたいん?」

(たくさん食べたいから!)と当たり前な答えを想像して、
さらに質問したのですが、意外な答えが帰ってきました。

 「パン屋さんになれたら…いろんなパンをたくさんみんなに食べてもらえるやん。
埼玉の人、アメリカの人、アフリカの人(*)にパン食べてもらいたいねん。
ほんでここで食べますか?持ち帰りしますか?って聞いて、
お金をもらっておいしいパンを渡すねん」(*親戚が住んでいる地域)

「みんなに食べてほしいから」といった健太郎の返答は
私にとって衝撃で、さらに真意が気になり、続きを聞いてみました。

「何でみんなにあげたいん?」
「喜んでもらいたいから」
「何で喜んでもらいたいん?」

「けん、喜んでもらえたら嬉しいねん。
みーんなでパン食べて笑うのが好き!」

「みーんななって誰?」
「じい、ばあ、○○ちゃん、○○君のお母さん
 とか、お友達にもあげたい」

 健太郎は普段でも、家族4人で食事をするのが大好きで、
みんなも家族一緒にパンを食べてくれたらいいねと言っていました。
正直「食べたいだけだろう」と決めつけていた自分が恥ずかしく思いました。

「父ちゃんのお仕事は何するん?」
「ケン、父ちゃんはお家を建てたり、きれいにしたりする仕事やけど。
ケンと一緒かもやな。『喜んで笑ってもらうお仕事』やからな」 

以前、東国原さんの講演を聞く機会があり、大切なことをおっしゃていました。

「私は小さい時から将来の夢がありました。
お笑いの仕事と政治家です。どちらも私にとっては同じです。
人を幸せにする仕事ですから」

 『仕事において何をする』かでなく、
『仕事を通じて何ができるか』が大切だと、
4歳の息子が理解しているかわかりません。

しかし、次男にいつもパンを分けてあげる健太郎は、
「家族みんなでパンを食べて笑う」
このことが今は何より嬉しいみたいです。

 子供の可能性は無限大。
めまぐるしい成長に自分も負けていないかどうかを
問いただしてみるのが、私の基準のひとつでもあります。

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