この時期に、コウモリをよく見かける理由
空が夕陽で赤く染まる時間帯に空を見ると、コウモリがいっぱい飛んでいるのをよく見かけると思います。
なぜこの時期にコウモリをよく見かけるのか?お教えします!
■越冬準備のための栄養補給■
コウモリは冬眠する種類が多いため、冬に備えて体に脂肪を蓄える必要があります。
そのため、秋は特に活発に飛び回って昆虫を捕食します。
■昆虫の発生ピーク■
秋は、蛾・カメムシ・ユスリカなど夜間に活動する昆虫がまだ多く見られる季節です。
コウモリにとっては餌が豊富で、狩りに適した時期となります。
■繁殖行動(交尾期)■
日本の多くのコウモリは、秋に交尾を行います。
そのため、この時期はオスが活発に飛び回り、メスを探す行動も増えます。
■気温と活動の関係■
夏の暑さが落ち着き、涼しい夜が増える秋は、コウモリが活動しやすい環境になります。
秋に飛んでいるコウモリたちは、夜は活発に餌を探しますが、昼間や休むときは「ねぐら(巣のような場所)」に隠れています。
■秋のコウモリが潜む場所(ねぐら)■
〇家屋のすき間
屋根裏・壁のすき間・戸袋など、人の建物に入り込むことがあります。
〇樹木の皮の裏や洞(うろ)
大木の割れ目や空洞部分は、自然のねぐらとして利用されます。
〇橋の裏側やトンネル
暗くて外敵から身を守りやすい場所を好みます。
〇洞窟や岩の割れ目
特に山間部では、岩や洞窟の中に集団で休むことがあります。
また、餌が多い地域に集まるといった行動が見られます。
まとめると、秋に飛んでいるコウモリは、昼間は建物のすき間・木の洞・橋の裏・洞窟など暗くて狭い場所に潜んでいることが多いです。
もし家の敷地内でコウモリが巣を作っていれば、害虫駆除も承っていますのでお気軽にご相談ください!