空間の骨格を作る!大工さんによる壁の間仕切り工事
~四條畷市M様邸 戸建リノベーション工事中の様子⑤~
皆さま、こんにちは!施工管理の上田です! リノベーション工事様子をお届けいたします! 本日は、大工さんによる壁の間仕切り工事が行われました。 新しい壁の骨組みが立ち上がっていきます。 リノベーションにおいて、壁の位置を決める間仕切り工事は、空間のレイアウトを決定する非常に重要な工程です。 そして、その中でも最も重要な作業が、最初にしっかりと基準となる「墨出し」を行うことです。![]()
写真を見ていただくと、床や壁に赤い線や印が引かれているのがお分かりいただけるかと思います。 これが「墨出し」と呼ばれる作業です。 設計図に基づいて、壁や柱を設置する正確な位置を示すもので、この墨出しが少しでもずれてしまうと、その後の工事全体の寸法に狂いが生じてしまうのです。 まさに、リノベーションの成否を左右する、非常に神経を使う作業と言えるでしょう。 大工さんは、お客様からのご要望の寸法を一つひとつ丁寧に確認しながら、ミリ単位の精度で墨出しを行っていました。 長年の経験と熟練の技術によって、正確な基準線が引かれていきます。![]()
墨出しが終わると、いよいよ壁の骨組みが組まれていきます。 一本一本の木材が丁寧に組み上げられ、次第に空間の輪郭が現れてきました。 まだ骨組みの状態ですが、この壁によって、新しい部屋が仕切られ、それぞれの空間の広さや形がイメージできるようになってきます。 壁が立ち上がると、部屋の雰囲気もガラッと変わりますね! これから、この骨組みにボードが取り付けられ、仕上げのクロスが施されていくのが楽しみです。 明日は、引き続き壁の間仕切り工事が行われる予定です。 着々と理想の空間が形になっていく様子を、また皆さまにご報告させていただきますので、ぜひお楽しみに!![]()