ドローンで屋根点検してみると、、、

リフォーム内容/施工情報
価格 | 約650,000円 |
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現場名 | 大阪府枚方市 K様邸 |
リフォーム内容 |
AFTER [施工後]
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お客様名称 大阪府枚方市 K様邸 | ||
屋根修理・葺き替え・カバー工法の施工事例 | 約650,000円 | 工期 |
~枚方市K様邸 屋根塗装工事事例 ~
エコキュートの半年点検の際、屋根もついでにどんな状況か見て欲しいと、ご依頼いただきました。
早速、ドローンを飛ばして屋根点検。
拡大してみてみると、スレート屋根の塗膜が剥げてきています。
このスレート屋根の経年劣化の状況を放置しておくと、以下のような状況が進行し、様々な問題が発生する可能性があります。
初期〜中期的な問題
■美観のさらなる低下
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- 写真でも見られるように、塗膜の剥離や色褪せがさらに広範囲に進行します。
- 汚れやコケ、カビなどが付着しやすくなり、屋根全体が古びた印象になります。
■防水性の低下とスレート材の劣化
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- 塗膜の剥離: スレート材を保護している塗膜が剥がれると、スレート材自体が直接雨水や紫外線にさらされることになります。
- 吸水と乾燥の繰り返し: スレート材は主成分がセメントであるため、吸水と乾燥を繰り返すことで徐々に強度が低下し、反りやひび割れ、欠けが生じやすくなります。
- 凍害(寒冷地の場合): 吸い込んだ水分が凍結と融解を繰り返すことで、スレート材の内部から破壊が進むことがあります。
■雨漏りのリスク増大
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- スレート材のひび割れや欠け、反りによって生じた隙間から雨水が浸入しやすくなります。
- 最初は軽微な雨漏りでも、放置すると屋根下地(防水シートや野地板)を劣化させ、より深刻な雨漏りへと発展します。
長期的な問題(放置した場合の深刻な状況)
■屋根下地材の腐食
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- 雨漏りが続くと、屋根下地にある防水シート(ルーフィング)が劣化し、その下の野地板(構造用合板など)が腐食します。
- 野地板が腐食すると、屋根材を固定する力が弱まり、強風でスレートが飛散する危険性も高まります。
■建物内部への被害
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- 天井のシミ、壁紙の剥がれ、カビの発生など、居住空間に直接的な被害が現れます。
- カビはアレルギーの原因になるなど、健康被害を引き起こす可能性もあります。
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■構造躯体へのダメージ
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- 長期間雨漏りを放置すると、柱や梁といった建物の主要な構造部分まで水分が達し、腐食やシロアリの発生原因となることがあります。
- ここまで進行すると、建物の耐震性や耐久性が著しく低下し、大規模な修繕や建て替えが必要になる場合もあります。
■修繕費用の増大
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- 初期の段階であれば塗装メンテナンスで済んだものが、放置することでスレート材の部分交換、葺き替え、さらには下地や躯体の修繕が必要となり、費用が大幅に高額になります。
■まとめとして、写真のような状態は既にメンテナンスが必要なサインです。
放置すればするほど屋根材自体の劣化が進行し、雨漏りのリスクが高まり、最終的には建物全体に深刻なダメージを与える可能性があります。
早めの点検と、適切なメンテナンス(塗装や状況に応じた補修・交換)を行うことを強くお勧めします。
・我が家の屋根って、どうなってるの?
・もうそろそろメンテナンス時期だけど、どこに頼めばいいか解らない
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