間取りも、収納も、暮らしに合わせて。「しまう」から考えた家族3人のマンションリノベーション
リフォーム内容/施工情報
| 現場名 | 大阪府茨木市A様 |
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| リフォーム内容 |
ビフォアアフター
間取り図
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AFTER [施工後]
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| お客様名称 大阪府茨木市A様 | ||
| リノベーションの施工事例 | 工期 | |
暮らしを整える、「モノの指定席」づくり
今回のリノベーションでA様が特に希望されていたのが「収納を増やしたい」ということでした。
A様は、今あるモノを大切に使われる方。そこで、ただ収納の数を増やすのではなく、「何を持っているのか」「どこで使うのか」「どこにあれば戻しやすいのか」を一つひとつ伺いながら、住まい全体の収納を計画しました。
目指したのは、モノそれぞれにきちんと帰る場所がある、「モノの指定席」がある住まいです。
玄関は、収納力と開放感のどちらも

玄関は、収納量をしっかり確保しながらも、圧迫感のない空間にしたいというご希望がありました。
そこで、天井まで一面を収納にするのではなく、上下に分けて造作。間の壁には、気になっていた玄関のニオイにも配慮してエコカラットを採用しました。
下部収納の天板は、靴を履くときにちょっと腰掛けられるベンチとしても使える高さに。「しまう」だけでなく、玄関でどう過ごすかまで考えた収納になっています。
奥には可動棚をたっぷり設け、家族の靴や玄関まわりのものをまとめて収納できるスペースも確保しました。
キッチンからLDKへ。使う場所の近くに「指定席」を

モノが集まりやすいLDKにも、収納をしっかりと計画しました。
キッチン背面は、冷蔵庫を置いたときに収納のラインがきれいに揃うよう、空間に合わせてカップボードをオーダー。既製品を並べるのではなく、限られたスペースにきちんと収まるよう整えています。
さらに、キッチンカウンターのリビング側にも造作収納を設けました。
「リビングでよく使うものは、腰くらいの高さに収納があると使いやすい」という考えから生まれたものです。大きな収納だけでなく、文房具やハンカチなど細かなものをしまえる引き出しも用意しました。
扉は取っ手を付けず、押すと開くプッシュ式に。見た目はすっきり、それでいて必要なものがすぐ手に取れる収納です。
家族3人、それぞれの部屋にも、それぞれの収納を




3人暮らしのA様ご家族。それぞれに自分の部屋をつくることも、今回のリノベーションの大切なご希望でした。
限られた面積の中で居室と収納を両立できるよう、部屋ごとに必要な収納量や使い方を考えています。
娘様のお部屋は、これから成長とともに洋服などが増えていくことを考え、大きなクローゼットを確保。お部屋の一角にはカウンターを設け、勉強などに使えるワークスペースもつくりました。
奥様のお部屋では、以前はトイレ側にあり、あまり活用されていなかった収納スペースを間取り変更によって取り込み、ウォークインクローゼットへ。
今ある間取りに収納を足すだけではなく、使われていなかった空間まで見直す。
それぞれの部屋をコンパクトにしながらも、暮らしやすさを損なわないための工夫です。
小上がりの和室は、畳の下まで収納に

収納へのこだわりは、LDKに隣接する小上がりの和室にも。
廊下側の畳3枚分の下には、造作の引き出し収納を設けました。
ここで大工さんから出たのが、「取っ手をなくして、押して開くようにしては?」というアイデアです。廊下側へ引き出すため、取っ手が出ていると歩くときに足を引っ掛けてしまう可能性があります。そこでレールを工夫し、プッシュ式で開閉できるようにしました。
残る畳6枚分は、リビング側へ引き出しをつくると、その前に家具などを置きにくくなってしまいます。
そこで、こちらは畳そのものを持ち上げて、下から収納する方式に。一般的な畳より薄い20mmの琉球畳を採用し、奥様でも持ち上げやすいようにしました。内部には湿気がこもりにくいよう、すのこも設けています。
座布団などはもちろん、季節ものや長尺のものまで収められる、大きな収納スペースになりました。
一見するとすっきりとした小上がりですが、その下には、暮らしを支える収納がたっぷり隠れています。
「収納を増やす」から、「暮らしやすくしまう」へ
玄関、キッチン、リビング、家族それぞれの個室、そして和室の床下まで。
今回の収納計画は、空いているところに収納をつくっていったわけではありません。
「ここでは何を使う?」
「どのくらい持っている?」
「どうしたら出し入れしやすい?」
そんなことをA様と一緒に考えながら、既製品だけでは収まらないところは造作家具で、大工仕事が生きるところは現場で工夫し、一つひとつ形にしていきました。
モノを大切にするご家族だからこそ、無理に減らすのではなく、大切なモノがきちんと戻れる「指定席」をつくる。
収納から考えた今回のリノベーションには、ご家族がこれからもすっきり心地よく暮らしていくための工夫が、住まいのあちこちに詰まっています。
担当者の声
- 今回のリノベーションは、A様が同じマンションの1階から6階へお住み替えされることをきっかけに、ご相談いただきました。
新しい住まいについてお話を伺う中で、A様が特に大切にされていたのが「収納」でした。
A様は、今あるモノを大切に使われる方です。だからこそ、ただ収納を増やすのではなく、どんなモノをお持ちなのか、どこで使うのか、ご家族それぞれがどんなふうに過ごされるのか。そんな日々の暮らしのことまで一つひとつお聞きしながら、一緒に考えていきました。
お打ち合わせを重ねる中では、A様からいただいたご希望をもとに私たちからご提案したり、現場では大工さんから「こうした方が使いやすいのでは?」とアイデアが出たりすることもありました。
「こうしたい」というA様の想いに、「だったら、こんな方法はどうだろう」とみんなで知恵を重ねていく。
今回のリノベーションは、そんなやり取りを重ねながら、一つひとつ形になっていったお住まいです。
完成したお家を見渡すと、A様が大切にされていたことが、住まいのあちこちに自然な形で収まっています。ご家族3人それぞれに居心地のよい場所があり、大切なモノにもきちんと居場所がある。A様ご家族らしい住まいになったことを、私もとても嬉しく思っています。
これから実際に暮らしていく中で、「こうしてよかったな」と感じていただける場面が、一つでも多くあれば嬉しいです。
これからもお住まいのことで何かありましたら、いつでも気軽にお声がけください。
この度は、大切なお住まいのリノベーションをお任せいただき、本当にありがとうございました。


