「屋根は見えないから、少しくらい大丈夫」と思っていませんか?

実は、屋根瓦や棟瓦の欠損・破損を放置することは、住まい全体に深刻なダメージを与える可能性があります。

実際の現場写真をもとに、放置することのリスクと早期対応の重要性をわかりやすくご説明します。

 

 現場で見られる典型的な瓦の欠損とは?

 

瓦の破損・欠落

瓦が割れ・欠落し、下地が露出している状態が確認できます。

割れた箇所からは古い漆喰のかけらが見えており、防水層が完全に機能していない状態です。

また、隙間から苔の発生も見られ、長期間にわたって雨水が浸入していた可能性が高い状況です。

 

 

棟瓦の漆喰剥落・ずれ

 

棟部分の漆喰が大きく剥落し、棟瓦を固定している土台が露出しています。

棟瓦は屋根の最も高い部分に位置し、雨風の影響を最も受けやすい箇所です。

漆喰が剥がれると棟瓦がずれやすくなり、強風や地震で落下する危険性が高まります。

 

放置することで起こる5つのデメリット

 

❶ 雨漏りによる建物内部へのダメージ

瓦の欠損や漆喰の剥落により生じた隙間から、雨水が屋根内部へ侵入します。

  • 屋根下地(野地板)の腐食
  • 天井や壁へのシミ・カビの発生
  • 断熱材の劣化による冷暖房効率の低下
  • 電気配線への水かかりによる漏電・火災リスク

❷ 構造体(木材)の腐食・シロアリ被害

 

雨水の浸入が続くと、屋根の構造材である垂木や梁が腐食し始めます。

腐った木材はシロアリの格好の餌場となり、被害が柱や基礎にまで及ぶことがあります。

構造体への被害は修繕費用が大幅に増加するだけでなく、建物の耐震性にも影響します。

❸ 棟瓦・瓦の落下による人身・物損事故

 

漆喰が剥落し固定力を失った棟瓦は、台風や地震の際に崩れ落ちる危険があります。

隣家や通行人への落下事故につながる可能性があり、法的な賠償責任が生じるケースもあります。

また、地面に落ちた瓦の破片でケガをするリスクも無視できません。

❹ 修繕費用の大幅な増加

 

早期に対処すれば数万円で済む補修も、放置することで被害が拡大し、数十万〜数百万円規模の大規模工事が必要になることがあります。

屋根だけでなく、天井・壁・断熱材・構造材の交換が必要になると、住みながらの工事ができなくなる場合もあります。

「少し様子を見よう」が、最も高くつく判断になりかねません。

❺ 住宅の資産価値の低下

 

屋根の劣化は、住宅の売却・査定にも大きく影響します。

雨漏りの痕跡やカビ・腐食が見つかると、買主からの値引き交渉や売却不成立につながるケースがあります。

定期的なメンテナンスは「住む」ためだけでなく、「資産を守る」ためにも重要です。

 

瓦屋根のメンテナンス時期の目安

以下のような症状が見られたら、早めの点検をおすすめします。

  • 漆喰が白くボロボロと崩れている
  • 瓦がずれている・割れている・欠けている
  • 屋根に苔・藻が生えている
  • 天井や壁にシミ・水跡がある
  • 雨の日に天井からポタポタ音がする
  • 施工から10〜15年以上が経過している

 

 まとめ|早期発見・早期対応が大切です

 

屋根は「家の傘」とも言われ、建物全体を雨風から守る最重要部位のひとつです。

今回ご紹介した写真のような状態を放置していると、修繕費用は雪だるま式に膨らみ、最悪の場合は建物の建て替えが必要になることもあります。

 

「うちの屋根は大丈夫かな?」と少しでも気になる方は、ぜひ無料点検をご活用ください。

専門スタッフが安全に点検し、現状と必要な対処をわかりやすくご説明いたします。

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